ロシアの都市部には、中国系の火鍋(串串香・麻辣湯系)レストランがあります。この記事では、筆者が実際にモスクワの店舗を利用した経験をもとに、こうしたお店の一般的な仕組みと、特に誤解しやすい会計方法について、客観的な情報として解説します。店舗によって細部は異なるため、あくまで一般的な傾向としてお読みください。また店に来店する際には、事前に店のHP等から確認するようお願い致します。
串串香・火鍋スタイルとは
串串香(チュワンチュワンシャン)は、肉・野菜・練り物などを串に刺し、各自のテーブルで辛味スープ(火鍋)にくぐらせて食べる、中国発祥のスタイルです。ロシアでは「малатан(マラタン)」のような呼び方で展開している店舗もあります。生の串や具材が冷蔵ケースに並んでいて、自分で選んでテーブルに運ぶセルフサービス形式の店舗が多いです。
テーブルの仕組み
店舗によっては、テーブルの天板の一部が開閉式になっていて、中にスープの入った鍋(仕切り付きで、複数の味を同時に楽しめるタイプもある)が置ける仕組みになっています。使わないときは天板を閉じて、通常のテーブルとして使える設計です。

会計は「串の本数」ベースになっていることがある
串串香スタイルの会計で特に注意したいのが、値段の数え方です。「串料理1皿=1本分の値段」だと思い込みやすいのですが、実際には串の「本数」で値段が決まる店舗があります。1皿の中に串が2本使われている料理もあり、その場合は串2本分の料金として計算されることがあります。
中国国内でも、串串香は串の本数に応じて会計する方式が一般的とされており(1本あたりの単価を設定し、食べた本数・残した串の本数で精算するスタイル)、ロシア国内の店舗でも同様の方式を採用しているケースがあります。会計で想定より高くなって驚かないよう、注文前に「串1本あたりの値段」と「数え方のルール」を確認しておくと安心です。
カラオケ・ビリヤードなど、娯楽設備を併設する店舗もある
中国系の飲食店の中には、食事スペースにプロジェクターとスクリーンを備え、カラオケ映像を投影できるようにしている店舗や、ビリヤード場を併設した店舗も見られます。専門のカラオケ店(KTV)に行かなくても、食事中にスタッフがスクリーンを下ろしてカラオケが始まる、という店舗もあるようです。食事だけでなく、他の娯楽も楽しめる点は、日本の飲食店とは異なる特徴と言えるでしょう。
まとめ
- 串串香(火鍋)は、串や具材を自分で選び、テーブルのスープにくぐらせて食べる中国発祥のスタイル
- テーブルの天板が開いてスープ鍋が現れる、仕掛け付きの店舗もある
- 会計は「串の本数」ベースのことがあり、1皿で串2本分の料理もあるため要注意
- カラオケ・ビリヤードなどを併設した複合店舗も存在する
この記事の情報は、筆者の実際の利用経験と、2026年10月28日時点で確認した一般的な串串香スタイルの会計慣行にもとづいています。店舗ごとに料金体系・ルールは異なるため、実際に利用する際は、入店時や注文前にスタッフへ確認することをおすすめします。
この日の体験そのもの(カラオケや道中の雑貨店の様子なども含む)は、noteの記事で紹介しています。

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