【2025年最新版】日本人が普段使うけど、ロシアでは使えないアプリまとめ!ロシアのアプリでどう補う?

日本では当たり前に使っているアプリも、ロシアに行くと「接続できない」「機能制限がある」といった状況に直面することがあります。
特に旅行者や長期滞在予定の留学生にとっては、現地での生活や連絡手段に大きく影響します。この記事では、日本人に馴染み深いアプリの中で、ロシアで使えない・使いにくい代表的なアプリやサービスをピックアップし、ロシアのアプリでの代替手段も紹介します。

1. LINE(ライン)

日本での連絡手段の主流であるLINEですが、通常の方法では使用できません。一時的に使えた時期もありますが、国家による検閲や通信管理の影響で不安定です。
具体的には、メッセージの送受信は可能ですが、画像の送受信はVPNアプリを介さなければできません。
友人や家族とのやり取りをLINEに依存している人は、出国前に以下の代替手段を準備しておきましょう。

  • Telegram(ロシア発のメッセージアプリ)
  • WhatsApp(世界中で使われている通話・チャットアプリ)

【2026年10月追記】Telegramについて、状況が変わっています。
以前は、LINEやWhatsAppの代替としてTelegramをおすすめしていましたが、2026年に入ってから、ロシア国内でのTelegramへの規制が強まっています。ロシアの通信規制当局(ロスコムナゾール)は2026年2月10日、Telegramの速度制限(低速化)を新たに開始したことを公式に認めました(詐欺・犯罪利用への対応やユーザーデータ保護を名目としています)。その後規制はさらに強化され、2026年4月上旬には、VPNなしでTelegramにアクセスできた割合が過去最低の5%まで落ち込んだと報じられています(ポーランドの東方研究センター「OSW」の分析による)。
一方で、Telegram全体の利用者数自体は大きくは減っておらず、2026年第1四半期の利用者数は前四半期比で約1.5%減、9,400万人超を維持しているというデータ(Mediascope調べ)もあります。
現在は、WhatsAppも含め、SNS・メッセージアプリの多くが、VPNなしでは使いづらい状況です。国が後押しする国産メッセンジャー「MAX」は、2026年3月時点で登録者数1億人・デイリー利用者7,000万人超に達したと運営元のVKが発表していますが、2026年8月時点の調査会社データでは、月間利用者数は約3,200万人、デイリー利用者数も700万人台(9月に1,640万人まで増加)と、依然WhatsApp(デイリー約8,200万人)やTelegram(デイリー約6,800万人)が主流という報道もあります。普及は国の後押しで急速に進んでいますが、2026年10月時点では主要アプリの地位はまだ移行していません。

2. Googleサービス(Gmail、Google検索、YouTubeなど)

2022年以降、ロシア国内におけるGoogleの一部サービスは制限されています。特にYouTubeやGoogle Newsは、国家検閲の対象となっており、一部の動画視聴ができない・制限される場合があります。

ただし、GmailやGoogle検索自体はVPNを使わずに使えるケースも多く、完全にブロックされているわけではありません。

3. Instagram(インスタグラム)

FacebookとInstagramは2022年3月、ロシア国内で先にアクセスが遮断され、その後2022年3月21日にロシアの裁判所が、両サービスを運営するMeta社を「過激主義団体」と認定しました(個人が利用・閲覧することへの罰則は想定されていないとされますが、企業としての活動やロゴの表示などは違法となります)。これにより、多くのインフルエンサーや若者がインスタからTelegramやVKへ移行しました。

観光情報やファッションなどをInstagramで発信・閲覧していた人は、ロシアではVPNなしではアクセスできません。代替手段としては以下のようなものがあります:

  • VK(ロシア最大のSNS、Instagram風の投稿機能もあり)
  • Telegramのチャンネル機能

4.Twitter

インスタグラム同様、ロシアからの直接のアクセスは不可能です。その為やはりVPNアプリを介する必要があります。

5. Facebook(フェイスブック)

FacebookもInstagramと同様に、ロシアではブロック対象となっています。企業のビジネスページやイベントの確認もできないため、注意が必要です。

Facebookアカウントが無効になるわけではありませんが、現地ではVPNを使わないとアクセスできないため、使用継続を前提にしている人は事前に準備しましょう。

6. PayPay・楽天Pay・日本のQR決済系

ロシアでは、日本のQRコード決済サービスは使えません。現地の店頭でPayPayや楽天Payを提示しても、利用できる決済端末が存在しないため、完全に無効です。また、Visa・Mastercardは2022年3月5日にロシア事業の停止を発表し、海外発行のVisa・Mastercardはロシア国内で、ロシア発行のVisa・Mastercardは海外で、それぞれ使えなくなりました(アメックス・JCBも同様に使用できません)。

代替手段としては、現地銀行のカード、もしくはロシア国内で発行されているMirカード(Мирカード)などを使う必要があります。

7. Uber(ウーバー)

ロシアの都市部ではUberは一時期使えましたが、現在はYandex.Taxi(ヤンデックスタクシー)に統合され、Uberアプリ自体は機能していません。

タクシー配車をしたい場合は、現地で主流のYandex Goアプリをダウンロードしておくのがおすすめです。Google PlayやApp Storeでも入手可能です。

8. 日本のTV系アプリ(TVer、NHKプラスなど)

TVerやNHKプラスなどの日本国内向け動画配信アプリは、日本国外からのアクセスを制限しているため、ロシアからは視聴できません。IPアドレスで弾かれるため、VPNがなければ視聴は不可能です。

これらの番組をロシアで観たい場合は、VPN+日本のアカウントでログインする必要があります。

ロシアで使える代替アプリまとめ

日本で使うアプリロシアでの状況代替アプリ
LINE文字は可、画像・動画はVPN必要Telegram, WhatsApp
Instagram利用不可VK, Telegram
Twitter利用不可VK
Google検索利用可Yandex
YouTube一部制限ありRuTube, Telegram動画
Uber統合で使用不可Yandex Go
動画配信サービス利用不可

まとめ:事前準備が快適なロシア生活の鍵

ロシアに渡航する前に、日本で普段使っているアプリが現地で使えるかどうかを必ず確認しましょう。特に連絡手段や支払い手段は、ロシア独自のサービスへ切り替える必要がある場面も多く、現地で困らないためにもVPNの準備やアプリのインストールを済ませておくのが得策です。

もしこれからロシアへ旅行・留学・駐在などを予定している方は、この記事を参考に現地対応の通信環境を整えてください。

情報源

上記情報は2026年10月19日時点で確認したものです。アプリの利用可否や規制状況は変化が早いため、渡航直前に改めてご確認ください。

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